女性が登山のリュックを選ぶ時のサイズの目安は?何に合わせて変えるもの?

生活

登山にぴったりの気持ちの良い季節ですね。「大体の持ち物はそろってきたけれど、このリュックって大きすぎるの?小さすぎるの?」なんて気になっていませんか?

そうですよね。登山用のリュックは、種類もサイズ展開も豊富で、私も何を基準に選べばいいのか、迷ったことがありました。

登る山に合ったサイズのリュックを選んで、身体への負担も減らしたいところですよね。

そこでこの記事では、私のリュック選びの失敗談を交えつつ、登山用のリュックのサイズを選ぶ基準やコースによるサイズ選びの目安をご紹介します。ぜひ参考になさってください。

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登山のリュックのサイズを考える目安は登山の何に比例して変わる?

登山のリュックのサイズ基準はずばり荷物の量

登山用リュックのサイズ単位は「L(リットル)」。

そのリュックに、どのくらいの容量の水が入るかという基準で表記されています。10L程度の小型のリュックから、90L前後の大型のリュックまで幅広いサイズ展開です。

目標とする山、地形、登山時期、日程、登山の目的などを考慮すると、荷物の量が変わってきますよね。その荷物の量に比例して、リュックの大きさも変わります。

準備した荷物が全て収納できるサイズのリュックを選びましょう。

しかし、ここで一つ注意点があって、例えば、同じ30L表記のリュックでもメーカーが異なると、サイズが若干異なることがあります。

リュック購入の際には、記されている数字だけを見るのではなく、いろんなメーカーの商品を複数、試着してみることをおすすめします。

女性の体に合わせたリュックも

基本的には荷物の量を考慮して、サイズ選びを行いますが、自分の体型に合っていないリュックだと登山中の身体への負担が大きくなります。

男女兼用がほとんどですが、女性の体に合わせたモデルも販売されています。ハーネスやヒップベルトの形状など、女性の体(胸の膨らみや骨盤の形状)に合わせた設計となっていて、フィット感も違いますよ。

私は初めての登山の時に、チェストハーネスとヒップベルトが付いていれば、あとは荷物が入ればいいと安易にリュックを選びました。

そのリュックは、小柄な私の体型にはフィットしておらず、登山開始から早い段階で肩への疲労を感じ始めました。疲れは本当にモチベーションの下がる原因になりますので、できるだけ避けたいですよね。

同じサイズ表記のリュックをいくつか実際に背負ってみて、鏡を見てチェックしたり、店員さんに相談したりして、自分の体にぴったりなリュックを見つけましょう。

登山のリュックのサイズ、登山コース別大きさ目安を一挙紹介!

この章では、登山コースや目的を考慮して、リュックのサイズをご紹介します。

~20L前後(スピードハイク、トレイルランニング)

上級者向けの登山ですが、通常よりも速いペースで登山を行うスピードハイクや、未舗装道路を走るトレイルランニングなどが目的の場合は、15L程度までの小型サイズのリュックを選びましょう。

登山に行く前のトレーニングの際にも便利なサイズです。

また、防寒着を必要としない、夏の低山でのトレッキングなどには20L前後のサイズであれば十分です。リュックのサイズを小さめにして、軽量化することで、疲労も軽減されますよ。

20L前後~30L(日帰り登山)

食料や上着など、少し荷物の増えるトレッキングや日帰りの登山には、30L程度までのリュックを選びましょう。

このくらいのサイズであれば、日常でも使えますので、普段の使いやすさも選ぶポイントになります。好きなデザインや色を基準に選ぶのもいいですね。

ここで私の失敗談ですが、普段使いしているリュックを利用して、登山にも持って行った時、雨よけのリュックカバーを忘れていたんです。

途中で雨が降ってきて、リュックも中身も濡れてしまい、悲しい思いをしました。リュックカバー内蔵型でないものは、忘れずカバーも用意しましょう。

30L~50L(山小屋泊)

防寒着や食料などが増える、1泊程度の山小屋泊の登山には30L~50L程度のサイズが適しています。この辺のサイズになると、リュックのフィット感もより重視したいところです。

アウトドア用品店でいくつか試着して、あなたにぴったりのリュックを見つけてください。

50L~(テント泊、縦走登山)

さらに荷物が増えるテント泊や縦走登山が目的の場合、50L以上のサイズのリュックを選んでください。

リュック自体の重さもでてきますので、軽量化されているもの、機能性、耐久性のあるものなど、選択のために考慮したい要素がたくさん増えてきます。

アウトドア用品店で、店員さんに相談するなど、登山に詳しい人と一緒に選ぶことをおすすめします。

まとめ

登山用リュックのサイズ選びって、結構重要ですよね。

特に荷物量が多くなったり、移動距離が長くなったりするような登山の場合は、身体への負担がより少なくなるよう考慮することが大切です。多くのリュックを実際に背負って、試着してみましょう。

是非、あなたの体にぴったりのリュックと共に、楽しい登山の思い出を作ってください。

 

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