田植えが始まり雨が続く梅雨の時期になると、私の住む町が自然豊かなところだからか…アマガエルを見かけることが多くなります。
私はカエルを2種類飼育しています。容姿も性格も様々で個性があり、毎日見ているだけでも全く飽きません。
この記事ではカエルとの生活を考えているあなたに知っていただきたい、カエルの餌やりの頻度や量についてご紹介します!ぜひ参考になさってくださいね。
カエルが元気でいられるエサの頻度
餌はどの位の頻度で与えるとよいのでしょうか?
一番身近にいそうなアマガエルの場合、成体で通常、1~2日に1回の頻度で餌を与えます。
我が家のカエルの場合、ベルツノガエルは小さなサイズのネズミを、アメフクラカエルには口に入る程度の小さなコオロギを3日~4日に一回の頻度で与えています。
勢いよく食べてくれるので餌をあげる日が待ち遠しいんです。
カエルの成長具合によって餌の頻度を変える
人間と同じように、幼いカエルほどこまめに餌を与えてください。
オタマジャクシからカエルになったばかりの赤ちゃんカエルには1日数回の頻度で餌を与えますが、大きく成長すると代謝が落ちるため餌をあげる頻度は2日に1回程に減らして大丈夫です。
大型のカエルだと4~5日に1回の頻度にしても問題ありません。毎日観察して、そのカエルにあった頻度で餌をあげてくださいね。
カエルは何を食べる?
そういえば、カエルの餌って何だろう…?考えてもピンときませんよね。
実は私もカエルを飼育するまで何を食べるのか知りませんでした。餌を食べているカエルを見たこともなかったですし…
カエルは、種類によって食べる物が違いますが肉食性の生き物です。そして困ったことに、野生のカエルは動く虫しか食べてくれません。
まずはその子のサイズに合う生きた虫を餌として準備してあげてくださいね。

虫をいきなり準備なんて、ハードル高いですか??

もう少し手軽に育てる方法はないかなー
カエルのエサで虫以外に食べてくれるものは?エサのおすすめ3選!
今どきはこういう餌が通販で売られていますので、
使ってみるのもいいですよ。こちらで売っています。↓
こちらでも売っています。↓オタマジャクシ用なので重宝します。
カエルは小さければ小さいほどこまめな給餌が必要。
1cmぐらいなら1日1回は必ず必要だと考えた方がうまくいきやすいんです。
出来れば1日数回与えてやるのがむしろ良いでしょう。
大きくなると代謝が落ちるのと絶食に強くなるので、2~3日に1回でもよくなります。
1回に与える量はアマガエルの頭の大きさ程度が目安なんですね。
あとカエルさんがエサに慣れてきたら、こういうがあれば、便利ですよ。↓
カエルの餌として一番入手しやすいのは?
それは・・・コオロギです!
コオロギは爬虫類の取り扱いのあるペットショップやホームセンター、オンラインショップ等で簡単に購入することができます。
特にオンラインショップでは様々なサイズのコオロギやワーム等が販売されていますので、個体が食べやすい大きさの餌を購入できてとても便利です。
こういうものを活用されるといいと思います。
コバエやクモ、いもむし等も食べます。昆虫採集し、捕まえたものを食べさせてもいいですね。
(アリはあごの力が強くカエルを噛むこともあるのでお勧めできません)
大きめのカエルさんには、このエサもオススメできますね。
レビューも詳しく書かれてますので、チェックしてみてくださいね。
餌は数種類の虫を与えてあげると栄養が偏らず、カエルのためにはお勧めです。
コオロギだけを与える場合、カルシウムやビタミンの入ったパウダーを餌にまぶしてカエルに与えてあげてくださいね。
虫が苦手だったらカエルと暮らせない?
「生きた虫なんて無理!」と思われる方も多いと思います。特に女性は苦手な方が多いですよね。
私も慣れるまでは長いピンセットで恐る恐る触っていましたが今では素手で虫をつかむことができるようになりました。
カエルと暮らすことを餌であきらめているあなたにはペットショップで売られている、人工の餌に慣れたカエルがお勧めです。
我が家のベルツノガエルは今でこそネズミを食べますが、引き取ってすぐはベルツノガエル用に販売されている人工餌を食べていました。
人工餌はドライフードタイプが多い為、においもほとんど気になりません!これなら虫が苦手な方でも抵抗がないですよね。
人工餌に慣れていないカエルでも餌を切り替えることは可能です。あきらめずにチャレンジしてみてくださいね。
カエルに餌をあげる頻度について、イメージできましたか?次の章では餌をどのくらいの量あげたら良いかをご紹介します。
カエルの餌の適切な量は?
カエルに餌を与える量について1回に与える餌の目安は「カエルの頭の大きさ程度」です。個体の頭の大きさを参考に餌の量を調整しつつ与えてください。
カエルも人も腹八分!
餌を食べるカエルの姿を見ていると可愛くて…ついついたくさんの餌をあげたくなることがあります。私だけでしょうか?
しかし餌の与えすぎはカエルにとって様々な病気を引き起こす原因となります。
おなか一杯に餌を与えるよりは足りてるかな?位での量で大丈夫です。長生きさせるには、カエルも人も腹八分を目指しましょう!
ただ、餌が足りなさ過ぎても餓死させてしまうため、カエルの全体の状態(目や皮膚のハリや肉付き等)をよく観察しながら餌の量を調節してください。
迎え入れてすぐのころは、ケージ内に生きた虫を入れてそっとしておきましょう。
いつでも餌を食べられる状態にしておくとカエルが緊張せず、食べたいときに餌を食べられます。
飼い主も食べている餌の量を確認でき、その子にとっての適量を知ることができますよ。
食べる量が減ってきた?
変温動物であるカエルは寒くなると代謝が落ち、餌を食べる頻度、量ともに減ってきますので冬場の食欲減少はあまり心配いりません。
しかし、温度変化等も特にないのに食べる量が減ってきた場合、カエルが体調を崩している可能性があります。
その場合、ケージを清潔に保ち、通常より少し室温を上げ様子をみてください。早いうちなら回復も望めます。
カエルへ餌をあげる頻度についてのまとめ
- カエルは通常、1~2日に1回・カエルの頭くらいの量の餌を与える
- 幼いカエルには1日に数回・カエルの頭くらいの量の餌を与える
- 餌を与えすぎるよりは腹八分目くらいの量の餌を与える
いかがでしたか?
この記事を参考にしていただき楽しいカエルライフを送ってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。